上原浩治選手は、なぜ40歳を過ぎても半端ないのか?
巨人、レッドソックスなどでも活躍した上原浩治投手。
なぜ40才を超えてもすごいのか?
打たれないのか?
それは、半端ない
球界トップクラスのスピン(回転数)
上原浩治選手のストレートの平均球速は140km/hそこそこ。
使う球種もほぼストレートとスプリットの2種類のみ。
なぜ打たれないか?
特筆されるのがスピン数だそうだ。
MLB平均が約2200回転なのに対して
上原浩治投手のスピン数は2400を超えているそうです。
それだけいわゆる球にキレがあるんでしょうね。
↓上原投手が投げる時に、意図的に前に飛び出しています。↓
↓以下「中野崇氏」のコメント引用。
この動きがなぜメリットになるかというと、右半身が前に進む、つまりボールを投げる方向に進むということは、ボールに長い時間、大きな力を加えられるということを意味しています。 スピン数を高めるには、腕を速く振ることに加えて、長い時間にわたってボールに力を加えることが必要ですので、この動きは長くボールに力を加えられるために役立っています。
指先でボールに力を加えるという視点から見ても、腕だけでなく右半身全体が前方への加速運動に加わっているのでかなり大きな力がボールに伝わっていると言えます。 この動きは、筋力が大きくなくても体重移動や前足の使い方を覚えることで筋力を補えることを意味しています。よく小学生が言われる、「全身を使って投げなさい」という指導を最も効果的に体現しているのが上原選手と言えるかもしれません。
これが40才を超えても一線で活躍できる技なんですね。
とても勉強になります。
今シーズンも上原浩治投手、注目です!