古田敦也捕手の「体重移動」
名球会の最強捕手古田敦也選手。
ミスタースワローズといえば、ダントツで古田敦也であり、球界一の理論派メガネ捕手だ。
そんな古田選手の野球理論は本当に興味深い。
今回のテーマは「バッティングの時の体重移動」だ。
「体重移動を後ろ足に戻す」がポイント。
バッテイングにおける体重移動は、
「ステップしても重心は前足よりも後ろ足に残す」のがポイントです。
一本足打法などは、後ろ足に10割、通常の打ち方でも9割くらいが後ろ足に乗ります。
その後ろ足に乗った体重をステップする時に体重を6:4くらいにするのがポイント。
↓打てないバッターは前足に体重が乗り過ぎる。こうするとヘッドスピードが速くスイングできない。
そしてステップした後に体重移動を「もどす」のもポイント。
ステップをしたら、体重移動を後ろ足に戻す!
するとスイングスピードがアップするという理論です。
またスイングの時に前足⇒お腹⇒頭と一直線に体の軸を真っすぐにするのが良いスイング。
ホームランバッターはもっと体重が後ろに残り、足⇒お腹⇒頭の角度が大きくなる。(↓写真)
そしてフォロースルーも大きくなるのがホームランバッターの特徴。
少年野球でホームランバッターはあまりいないので難しいかもしれないが、わかっていればいいとのこと。
体重移動についてわかりやすい理論ですね。
少年野球ではついステップした後に前足に9割くらい体重を移動させてしまいがちの子供が多いですね。
そうすることでスイングスピードが落ち、さらに軸がブレてしまう子供が多いように感じます。
体重移動が前足に乗り過ぎる子ども達にしっかり軸をブラさないように後ろ足に残せるように指導しましょう!