【一流プロ野球選手のこだわりワンポイントアドバイス】
一流のプロ野球選手のこだわりの練習方法や野球の技術のこだわりを紹介します。
なるほどなあ、と参考になる話ばかりです。
ご紹介するプロ野球選手は、
ヤクルト、日本ハムで活躍した「稲葉篤紀選手」
プロ通算20年で2167本のヒットを放った2000本安打プレイヤーです。
全日本の監督も務めるさわやかな野球人です。
【コメント】
大事なのは下半身。
やや重心をつま先に置き、そのままピッチャー方向へ踏み出す
下半身がしっかりしていれば、上半身はついてきます。ですから素振りの段階から下半身を意識することを習慣づけてください。
もっと言えば、キャッチボールも下半身を使って投げることを意識してほしい。面白いもので野球の動きというのは打つこと、投げること、走ること・・・すべてがつながっています。その場合の基本が下半身だということです。
良く全力疾走すると、アゴがあがってしまう子がいますが、これは肩や腕など上半身に力が入り過ぎているから。だから自分が思うように足が前でないんです。
バッティングにおいて下半身を意識するとき、股関節が大事だということを言う方がいます。確かにその通りですが、これを感覚的にとらえるのはちょっと難しい。そこで、ヒザとつま先を意識してください。
足はもちろんベタ足で地面につけるわけですが、やや重心をつま先に置き、そのままピッチャー方向へ自然に足を踏み出していく。バッティングの状態が悪くなると、どうしてもカカトに体重がかかってしまいます。そうすると体の開きも早くなってしまう。ですから、ややつま先に重心を置くように意識し、グリップとヒザとつま先をつなぐラインでタメを作り、つま先で踏ん張るように打つ。そうすると強い打球をうつことができます。
具体的でわかりやすいですね。
さすが日本代表監督です。
バッティングにおける体の開きをややつま先に重心を乗せることを意識することで解決できるのは面白いですね。
また「野球の基本は下半身!」というのはその通りですね。下半身を意識することで上半身が付いてくる。これを子供たちにも意識してほしいですね~。