元阪神タイガースの盗塁王「赤星選手」

【コメント】

盗塁では「とにかく走るんだ」という勇気をもつことが重要

盗塁に必要なのは技術以上にハート。

とにかく走るんだという勇気を持つことです。

僕より足の速い選手はいますが、その選手が盗塁が多いかというと、必ずしもそうではありません。それは勇気がないからだと思います。「アウトになったらどうしよう」「牽制球刺されたらどうしよう」と考えてしまう。緊迫した場面になればなるほど、そうしｔ飽き持ちが強くなってしまうわけです。それを押し殺し、いかに勇気をもって走るかが大切。僕だって２回、３回と連続してアウトになると弱気になります。

「足にスランプはない」という人がいますが、これはウソ。

バッティングのスランプがたいてい精神的なものに原因があるように、盗塁も気持ち次第でスランプになります。

そんなときは「そのうちセーフになるだろう」というくらいの楽観的な考え方をすることですね。

練習は最初の一歩をいかに早くするかを考えたメニューを取り入れてください。

例えば５ｍくらいの距離の端と端にコーンを置き、走って片方のコーンに触れたら、すぐに切り返して反対のコーンまで走る。

あとは３０ｍくらいのショートダッシュ。これを何度も繰り返します。

盗塁でもバッティングでも試合で結果が出なければ、練習し、研究する。それでもダメならまだ練習や研究が足りないと考えること。容易に才能のせいにしないことですね。

赤星選手らしいコメントですね。

とても勇気がある。

その勇気は練習や研究があってのことであり、そんな努力が自信につながっているんだろうなあと思います。

「盗塁に必要なのはハート！」素敵な言葉です！