【3フィート、ラインアウトとは?】
野球の審判を務めると難しいジャッジに3フィート「ラインアウト」があります。
「通常の走者の走路」・・・ベース間を結ぶ塁線から両側3フィート(約90センチ)計6フィートの部分。合計180cmになります。
【通常】
走者は打球に対する守備をしている野手を妨害しないようにすれば、どこを走ってもOK。「走者の走路」を外れても、例えば下の図のように、ベースの前でふくらんで走っても自由。
では3フィートを外れて走者がアウトになるケースは、どんな時でしょう?
【ボールを持った野手が走者に対してタッチを行うとき】
「走者の走路」の中でボールを持った野手がタッグ(タッチ)に行った時、走者は3フィートオーバーした時点で審判から「ラインアウト。ランナーアウト。」とコールされアウトになります。
ラインアウトは、このようにボールを持った野手がランナーにタッグしようとしたとき初めて判定の可能性が生じます。
ボールを持っていない野手、ボールを持っていてもタッチの意志が無い野手とランナーの間にはラインアウトが生じません。
このことを把握してしっかりとしたジャッジをできるように頑張りましょう!