【少年野球】重いバットＶＳ軽いバットのどちらを使うべきか？

小学生の子供にどんなバットを使ってもらうべきか？

特に低学年の子供にその判断能力もありません。

ましては経済的に自分で買うということができません。

ある程度は親が判断をしてバットを与えるのではないでしょうか？

そんな親の判断で子供の野球への取り組みや意欲が変わるかもしれません。

何にポイントを置くかというと、

『子供の上達』でしょう。

現在はビヨンドやカタリストな高価で飛ぶバットが多いです。

その飛ぶバットはだいたい重く、子供にとっては重そうにスイングしてしまいます。

あまりにも重いバットで素振りをさせてしまうと、スイングスピードの速いスイングが身につきません。

そればかりかバランスを崩したスイングになってしまいます。

子供のバッティング技術上達を考えると軽いバットが良いのでしょうか？

軽いバットは早いスイングができますが、球が飛びません。

子供にとってはバッティングについての自信を無くしてしまうかもしれません。

また重いバットを振ることは、強くスイングすること、体幹を鍛えながらスイングすることができます。

非常に難しい選択ですね。

子供に合ったバット選びをしっかり考えて、ジャッジしていきましょう！

【ジュニアのバット選びのコツ】

こちらはＸＥＢＩＯで見つけたバット選びノコツ。

【重さの目安】

身長１３０～１４０㎝・・・５００ｇ前後

身長１４０～１５０㎝・・・５５０ｇ前後

身長１５０～１６０㎝・・・６００ｇ前後

こちらのよると、右バッターなら左手、左バッターなら右手にバットを持ってください。

そして図のように、腕を伸ばした状態でグリップエンド（バットの根本部分）を握ってみます。

３０秒間ほど手や腕が震えずバットを持つことができれば、そのバットがちょうど良い重さのバットということになります。

重さについては難しいですね。

身長が小さくても力のある子もいれば、身長が大きくても力のない子もいます。

あくまでも目安ですが、実際にバットを持ってみることで確かめられるのでいいですね。一度試してみましょう。

【長さ】

こちらもＸＥＢＩＯによると

身長１３０～１４０㎝・・・６６～７３㎝

身長１４０～１５０㎝・・・７４～７８㎝

身長１５０～１６０㎝・・・７９～８２㎝

ポイントは、低学年の人は、腰の高さを目安にバットの長さを決めることも１つの方法です。

またはよく言うのが、「腕の長さ×1.3倍」くらいの長さが最適とも言われています。

ここで言う「腕の長さ」は、「脇の付け根～指先まで」です。

確かに身長が小さくても手が長い子供なんかもしますよね。

最終的にはこんな手足が長い子供は大きくなるんでしょうが。。。

 

バットは長さと重さがポイントになると思います。

またもう１つは、重量のバランスも考慮に入れる必要があります。

【重量のバランス】

①トップバランス・・・バットの先が重くなっている。（長距離ヒッター）

②ミドルバランス・・・重心が真ん中にある。（中距離ヒッター）

③カウンターバランス・・・グリップ付近に重心がある。（バットコントロールはしやすい）

の３つがあります。

 

最終的な判断は、

子供に実際に振らせてマッチするかを判断

するべきですね。

そんな中で我が家はこうしました！

身長１３５㎝の小学校３年生。野球を始めて１年。

身長は普通ですが、なぜか力だけはあります。野球センスは？？？

ＸＥＢＩＯのデータだと、おすすめのバットは

６６～７３㎝の長さで、５００ｇ前後。

しかし我が家がメインのバットとして選んだのは、

カタリストの７８㎝５８０ｇ

賛否両論あるとは思いますが、やはり「試合や練習でボールをかっ飛ばすことが楽しくて野球を好きになってくれている」というのが一番の理由です。

もともと背は普通ですが、力のある子どもですので、実際にバット振るとある程度振れています。

やっぱり子供はバッテイングが楽しくて野球を好きになるんですね。

そんな子供を応援したくてこのバットを選びました。

ただやはりいくら野球が好きでも重いバットばかりを振っていては上手くはなりません。

練習や素振り、試合などでバットを使い分けることにしました。

【試合用】

カタリストのトップバランス７８㎝、５８０ｇ

これで試合でヒットや長打を打つ喜びを味わってもらいます。

【練習、素振り用】

①軽いバット

（５００ｇバット+なげる～んスーパーロング）

②パワースラッガー６５㎝

③重いバット（試合用）

この３つを使い分けることにしました。

日によって異なりますが、例えば素振りを１００回やる場合・・・

・軽いバット４０回

・パワースラッガー３０回

・重いバット３０回

というように使い分けます。

軽いバットで早いスイングを身につけてもらうこと、バランスの良いスイングを身につけてもらうために選択。

軽いバットだけでなく、「なげる～んスーパーロング」は非常に軽く簡単に振ることができます。

そして「なげる～んロング」が素晴らしいのは、綺麗にしなりを感じながら素早くスイングすることを身につけることができます。

 

そしてパワースラッガーは、短めで軽い６５㎝を選択。

いわゆる「カッチンバット」ですが、これはサイズが長いものもありますが、あえて短い６５㎝を選択。

こちらは家の中で十分素振りができて、ドアスイングを防ぐためにも良いスイングを身につけてもらいます。

そして重いバット、チビの試合用のバットのスイングで力強い体幹作りを目指し、強くスイングできるようにするために振ってもらいます。

このように練習でバットを使いわけることで、

速いスイング、そして力強い綺麗なスイングが身につくと考えて練習をしています。