【一流プロ野球選手のこだわりワンポイントアドバイス】
一流のプロ野球選手のこだわりの練習方法や野球の技術のこだわりを紹介します。
なるほどなあ、と参考になる話ばかりです。
ご紹介するプロ野球選手は、
日本人として初めてトリプル100を達成した
Mr.コントロール「上原浩治投手」
コントロールに優れたピッチングで、日本時代の通算与四死球率は1.20(通算1000投球回以上)で日本歴代1位!
メジャーに行ってもコントロール抜群のピッチングは健在で、140キロ前後のストレートとスプリットだけでメジャーの強打者から三振の山を築きます。
正確なコントロールでメジャーでも与四死球は少なく、2009~2017年までの9年間で与四死球率は1.53です。
【コメント】
キャッチボールでコントロールを磨こう
よくピッチャーがゲームを作ると言います。
それはピッチャーがゲームの主導権を握っているからです。
ピッチャーが投げなければ、野球は始まりません。しかしそのピッチャーが支給を連発してしまったら、味方チームにとってゲームは簡単に壊れてしまいます。
野手も「また四球かよ」と嫌気がさし、守りのリズムも崩れていきます。
つまりピッチャーがゲームを作る上で最も必要なのはコントロールです。
ストレートを早く投げたり、キレ味鋭い変化球を投げたりすること以上に僕はコントロールが大事だと思っています。
コントロールがあれば自然に投球にテンポが出てくるし、守備のリズムにもつながります。
コントロールをつけるうえで何より効果的なものは?
キャッチボール
経験的に言っても、キャッチボールをたくさんすればコントロールは良くなります。
そして投げる時にはリリースポイントを意識してください。
ここで放せばボールはここにいくんだということを体に覚えこませることです。
最初は10mの距離からキャッチボールでいいと思います。
相手の胸に10球きちんとなげられたら、次は15m、さらに20mと伸ばしていく。
そしてマウンドに立って、同じ感覚で投げてみる。
そんなことの繰り返しがコントロールを身につける近道です。