【J号球についての調査】J号球への対応はどうするべきか・・・そしておすすめのバットは?




新しいJ号球はどう?

2019年は始まり各新チームではJ号球で練習をするチームも増えているのではないでしょうか?

私の息子のチームもC号球からJ号球に変更し、練習を始めました。

お金がかかりますね。。。(泣)

お金のことはさておき、J号球の使い心地はいかがでしょうか?

私もJ号球でキャッチボールやノックをしてみて、やはりC号球との差を感じています。

そこでまずはしっかりJ号球について知ることが指導者としても必要ではないでしょうか?

ボールを作っているナイガイによると、J号球について・・・

硬式球に近い感覚でプレーできる

低バウンド&飛距離アップの実現

と謳っています。

それでは感覚ではなく定量的にどうなっているか詳細を見てみましょう!

【詳細】

ボール 直径 重さ 反発
(旧)C号球 68mm 128g 75cm
(新)J号球 69mm 129g 70cm

特徴としては、

大きい!
重い!
反発しない!

このようにC号球に比べて、直径で1mm大きく、1g重い、そして反発がしない球になっています。

1mmと1gとは言え、大人が持ってみてもその差は歴然です。

1mmってこんなに変わるんだ・・・。と1mmを甘く見ていました。

チーム以外にも個人的にも1つは持っておきたいですね。

【デザイン】

デザインは、ハート型の模様に(笑)。

ハート模様って・・・と思いましたが、現物を見るとそんなに違和感ないですね。

このハート部分の窪みがあるデザインのため、子供達に話を聞くと投げやすいという声も多いです。実際私も手にしっくりかかる感覚がC号泣よりもあると感じます。

ハート部分の窪みがC号球に比べて滑り止めの役割を果たしてくれている感じですかね。

シンプルに言うと「硬式球」に近づいた!

ということです。

硬球に近づいたことでどのような影響が出るでしょうか?

【守備】

・ゴロのバウンドが低い。

そのため守備は、より腰を落として確実に打球をさばく必要がある。

【ピッチング】

手の小さい子供は投げにくいかもしれません。

・そして1gの重量アップ、1mmの直径が長くなることで、子供の投球数が増えると肩肘の負担が懸念されます。これは指導者講習に行った時にも専門医の方も懸念していました。

どうしてもピッチャーが1枚のチームは苦しくなります。投手を3枚~4枚を持って連戦になる時は子供の肩肘のことも考えましょう!

・このJ号球にマッチする子供はさらに速い球を投げることができると思います。

1mmの大きさを苦にならなければ、指へのひっかりがいいのでさらに球速UPしそうです。

・学童野球では変化球が禁止のところが多いと思いますが、変化はつけやすいボールです。

これも硬球に近くなった点でしょうね。

【バッテイング】

・ボールがつぶれにくいのでバックスピンの効いた打球を飛ばすことができる。

いわゆる硬球のような打球です。

・デットボールを受けると硬くなっている分、痛いでしょうね。。。

【J号球対応のおすすめバットは?】

ではJ号球に対応するおすすめのバットは何でしょうか?

子供の体格やパワーにもよりますが、一番おすすめなバットはやはりルイスビルスラッガーのカタリストやニュートロンでしょうか!
ルイスビルスラッガー社は、野球の本場アメリカの老舗バットメーカーで、120年以上の歴史のある会社です。メジャーリーガーもたくさんルイスビルスラッガー社のバットを使っています。殿堂入りの野手の80%が同社のバットを使用していたそうです。あのベーブルースやデレクジーターなども使用。現在のメジャーでも60%の選手が使用しているそうです。
硬くなったボールに対して反発する高価なコンポジットカーボンをしているカタリストやニュートロンはJ号球に一番マッチすると言えます。

力のあるホームランバッタータイプは、バットの先の重いトップバランスがおすすめです!
↓トップバランス

カタリストは「購入してすぐの新品は飛ばない」と言われています。
使えば使うほど飛ぶと言われています。
このあたりはビヨンドと比べて耐久性があると言われる理由ですね。
我が家もJ号球対応カタリストトップを選択しましたしたのは、その理由が大きいです!

そして中距離ヒッタータイプで早い打感を出せるミドルバランスは少し非力な子供におすすめ。
やはり同じ580gでもミドルバランスとトップバランスでは実際の感じる重みは違います。
↓ミドルバランス

そしてビヨンドとカタリストのいいとこどりをしたニュートロンは最強のJ号球対応バットとの呼び声も高いバットです。
↓ニュートロン

そしてゴムの窪み(グリッド)が特徴のハイパーマッハS。
このグリッドの一つ一つがインパクトの瞬間にボールに食いつき飛ばします!
従来のハイパーマッハよりも1.8倍の打球摩擦係数アップになっています。
このグリッドのバットは今後製造禁止になるようです。それほど飛ぶということでしょう。
試合で禁止されているわけではありません。メーカーが新しく作ることができなくなるだけです。
地区の連盟で禁止されているところもあるかもしれませんが、ほとんどが大丈夫ではないでしょうか。
メーカーが持っている在庫のみですので、買いたい方はお早目にどうぞ!

↓ハイパーマッハS

そしてやはり最後は「ビヨンド」!
やっぱり少年に、スラッガータイプの子供に一番人気なのはビヨンドですね。
打球の変形によるエネルギーロスを抑えて飛びの力に変えるという理論です。
↓ビヨンド ギガキング

このようにこれからJ号球を関係する色々な商品も出るでしょうし、指導者としても練習方法や戦略を考えなければいけないというのが現状です。

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