大谷翔平選手は小学生時代、監督でもある父と交換日記ノートをやっていたの話。
ミニサイズのキャンパスノート。
父の徹さんがその日の評価やアドバイスを書き、大谷選手は試合での反省や今後の課題を記した。
5年生くらいまで続いたとのこと。
↓以下父の徹さん談。
「試合から帰ったら、今日はこういうプレイができた、3回まではいいピッチングができた。あるいは、高めのボール球に手を出したとか、ボール球を打ってフライを上げたとか。そういった試合での良かったことや悪かったことなどをノートに書かせていました。そこで大切なのは、悪かったときに次に何をすれば課題を克服できるのかを考えて行動に移すことだと思っていました。エラーや三振はある。その反省から自分がどういう取り組みをしていくのか。それらを字で書き残すことによって、しっかりとやるべきことを頭に入れてほしかった。つまりは、練習における意識付けですね。野球ノートを始めたいちばんのきっかけは、そこにありました」
ノートには、ほとんどのページに書き込まれている父:徹さんのこんな3つの言葉がある。
①「大きな声を出して、元気よくプレイする」
やみくもに声を出すのではなく、連係プレイを含めた中での確認作業をするために、アウトカウントやストライクカウントなどを大きな声で確認し合う。選手間で各打者の打球傾向を確認し合ったり、たとえば「セーフティバントをされそうだぞ」と言い合ったり、元気よく声を出してプレイし、コミュニケーションを大事にしてほしいという思いが込められていた。
②「キャッチボールを一生懸命に練習する」
肩を温めるだけのキャッチボールではなく、自分が意図するところ、狙ったところに投げること。指にかかった縦回転のスピンが効いたボールを投げられるためにキャッチボールの段階から意識を高く持って投げることを求めた。
③「一生懸命に走る」
野球は走るスポーツでもあるために、力を抜かずに最後まで全力で走ることを指導した。
この3つのことは野球の基本であり、精神的なことが大きいのでとても参考になりますね。
私もそんな指導をしていけたらなと思います。
そして息子にも交換ノートとはいかないまでも野球ノートを作るのもいいなあと思いました!