東京マラソンはとても素敵な走りやすいコースです。
なぜ東京マラソンは素敵で走りやすいコースなのでしょうか?
①平坦で走りやすい
短い登りは多少ありますが、キツイ登りはほとんどありません。
最初の5kmは気持ちの良い下りになります。この下りを気持ちよく下り、あとは上りがほとんどないというランナーには優しい素敵なコースです。
②東京の景色が素敵
東京の観光名所を大きな道路を貸し切り、走れることは本当に幸せです。新宿、東京、秋葉原、浅草、銀座などの大都会を走りながら楽しめます。東京タワー、スカイツリー、浅草寺、日本橋などを楽しみましょう。
③観客からの大歓声
とにかく観客が多いです。観客が途切れません。箱根駅伝?と思うくらいの観客。すごく楽しいです。
全く知らない人たちが応援してくれますので、ハイタッチなどして応えましょう。お菓子をくれたり、スプレーをかけてくれたりもして日本の観客の温かさを感じます。
④パレードなどのイベントが楽しい
色んなところで合唱やダンス、パレードが行われていますので、本当に楽しいです。
⑤ボランティアが手厚い
ボランティアの人数が桁違い。ゲートへの誘導などの案内や荷物の預け、給水、給食、トイレへの誘導含めてとてもボランティアの大会関係者が助けてくれます。日本のおもてなしを感じるとても気持ちのいい大会です。
こういった走りやすい東京マラソンですが、コースごとの走りやすさというのをご紹介します。
こちらがコース全体図。
スタートから5km~10km単位で攻略法と見どころをご紹介します。
↓東京マラソン当日の私の体験記はコチラ!
【スタート~5km】
新宿都庁~飯田橋付近。
まずは最初の5km。
スタートの新宿都庁をスタートですが、まずは新宿の街並みを楽しみましょう。
都庁をはじめ高層ビルの間を走りぬける序盤はとても気持ちいいです。
1kmほど走ると左に歌舞伎町が見えます。
大都会新宿の高層ビルと繁華街の歌舞伎町を楽しみながら走ってください。
そして3kmほどいくと市ヶ谷手前左側に「防衛相」が見えます。
そこで「海上自衛隊東京音楽隊」による応援演奏がありました。とても素敵です!
最初の5kmは下りです。標高40mから5mまで緩やかに下ります。
飛ばしすぎず、そしてブレーキをかけすぎないようピッチを増やしながら下りの走り方をして気持ちよく走りましょう。
東京マラソンはスタート3kmは混雑しているので、どちらにしても飛ばすことはできません。
注意点としては、人を追い越そうとジグザク走行になり、足を使うことはやめましょう。
【5km~10km】
飯田橋~日本橋。
オタクの街、そして電気街「秋葉原」を通ります。
日本橋に抜けます。
日本橋、茅場町など東京駅周辺でのダンスや演奏、和太鼓などもやっていました。
このあたりの応援演奏を楽しみながら日本の首都「東京」を、日本橋をくぐりながら走りぬけましょう。
攻略法としては、とても平坦で走りやすいです。
このあたりにはスタート時の混雑はなくなっています。
飛ばしすぎないようにタイムをしっかり見ながら走りましょう。
10km付近でかなりみんな「トイレ」行ってました。10km付近のトイレに行く人は多いなと感じましたので、ここでのトイレは避けたいですね。やはりトイレはタイムロスです。
また10km付近で喉が渇いていなくても水分を摂り、エネルギー不足になっていないと感じていてもエネルギーを摂るようにしましょう。ここでのエネルギー取り忘れは後半にツケが回ってきます。
【10km~15km】
日本橋~浅草。
書店の街「神保町」とビジネス街「神田」、問屋街「浅草橋」を走り、「浅草」を目指すルート。
何と言っても浅草の景色を楽しみましょう。
浅草の「浅草雷門」。そして「東京スカイツリー」。
私もつい止まって写真を撮ってました。
浅草寺あたりではかなり小学生の演奏が応援してくれます。
15km付近で浅草寺で折り返します。
折り返しというのは気分的にキツイ部分はありますが、このスカイツリーや浅草寺の景色を楽しみながら、そして沿道の応援も多いので応援に答えながら楽しく走りましょう。
【15km~20km】
浅草~蔵前~両国~富岡八幡宮。
隅田川をかける「蔵前橋」から「スカイツリー」を眺めながら走りましょう。
国技館がある両国を通り、江戸最大の八幡宮である「富岡八幡宮」。
富岡八幡宮は、江戸勧進相撲発祥の地であり、大相撲の手形やら足形などがあります。
相撲ファンには切り離せないスポットです。
前半戦は江戸の街を走りぬけて終了で、中盤に入ります。
ここでもエネルギーと水分をしっかりとりましょう。
また身体が固まっていないか?リラックスできていることを確認しましょう。
【20km~30km】
富岡八幡宮~門前中町(中間点)~両国(25km付近)~銀座。
東京都の名勝に指定されている明治を代表する日本庭園「清澄庭園」を左に見ながら走ります。
両国駅横の第一ホテル両国前ではダンスイベントで応援してくれます。
そして「日本橋から銀座」を「中央通り」を走ります。
ここは箱根駅伝の最終コース。
箱根駅伝気分で銀座の中心地を走りましょう。
ここで30km。いよいよ終盤の10kmに入ります。
【30km~40km】
銀座~日比谷通りで芝公園~品川手前を折り返し。再び芝公園~日比谷公園。
ここは何と言っても「東京タワー」。
そして「増上寺」。
増上寺は、徳川将軍家15人中6人も葬られているお寺です。徳川家康も「自分の葬儀は増上寺で…」と言ったと言い伝えられています。
「忠臣蔵」や「赤穂浪士」などの舞台でも有名です。そのあたりの歴史も感じながら走れます。
ずっと10kmくらい東京タワーに見守られて走れますので幸せを感じましょう!
港区東京を代表する「日比谷公園」と「芝公園」を折り返します。
とにかく平坦で走りやすいですが、ビル等がないので陽の光に気を付けましょう。
バテないように。このあたりで足が動かなくなり歩いている人が多数います。
【40km~フィニッシュ】
丸の内中通りを通るフィニッシュロード。
このケヤキ並木の沿道の応援は目に焼き付いています。
最後、左に曲がると最後の皇居までの石畳を駆け抜けます!
東京駅の駅舎の赤レンガはレトロで素敵ですよね。
最後はフィニッシュの喜びを噛みしめながらラストスパートしましょう。
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