①なぜひざ痛になってしまうか?
ランニング初心者だった私は、マラソン出場が決まり「とにかく走る」を実践。
それまでろくに運動もしていなかったにも関わらず月間200kmを走るなど無茶をしてしまいました。
ひざ痛の原因は、「いきなり走りすぎ」…
その代償が大きく、まともに歩くのもキツイくらいの状態になってしまいました。
特に階段の下りが厳しい状態で。
友人に病院を紹介され、MRI検査も受けました。
結果・・・「右膝に激しい炎症を起こしている。いわゆるランニーズにー」
膝の内側、そしてお皿の上くらいが痛い。
しばらくランニングができない状態になってしまいました。
②ひざ痛になってしまった場合、どうしたらいいか?
東京マラソンにエントリーしたにも関わらず「ひざが痛い」「まともに走れない」
どうしたらいいのか?と悩みました。
選択肢は二択。
①休む
②膝の痛みとうまく付き合いながら東京マラソンに出走する
⇒私が選んだのは、②。
休んでいれば治るのかと思いましたが、せっかくエントリーした私は東京マラソンを諦めないことにしました。
せっかく応募しておそらく10倍以上の抽選率を勝ち抜いた切符を捨てることはできませんでした。
またエントリー費23,300円という高額を払い込んでしまっていましたので(笑)
こうして私は、「膝痛」とうまく向き合いながらも、東京マラソンでサブ4を狙うことにしました。
この膝痛があっても「サブ4狙い」から「完走狙い」に変えることはありませんでした。
③クロストレーニングを進める4つの理由
クロストレーニングとはなんでしょうか?
代表的なクロストレーニングは、
①自転車
②水泳
③登山
④他スポーツ
(私の場合、テニス・野球)
⑤ヨガ
⑥ウォーキング
と色々とありますが、私は①②を重点的にすることにしました。
特に①の自転車トレーニング。
私はエアロバイクを購入し、走れない時でも自宅でエアロバイクでのクロストレーニングを重点的にすることにしました。
私は膝痛をピンチとせず、むしろチャンスととらえてクロストレーニングをすることにしました。
ではなぜクロストレーニングがいいのか?
クロストレーニングで得られる5つの効果について考えます。
効果①疲労回復
初心者がランだけに特化して月間200km以上走るのは危険です。特定の筋肉や筋を使い、疲れていないと思っていても必ず疲れます。特に私のように40代、50代の初心者ランナーは注意です。私のように膝痛になります。私のように初心者なのに初マラソンでサブ4を狙うようなランナーは特に注意です(笑)ランニングは同じ個所ばかりに負担がかかり続けます。私の場合は膝でした。
クロストレーニング、特に水泳やバイクは膝の負担はゼロに近いです。
効果②ケガ防止
膝痛になった私はあのまま走り続けていたら東京マラソンに走ることはできなかったでしょう。膝痛になっていなくても「ケガ防止」のためにもクロストレーニングを取り入れることをお勧めします。
効果③心肺機能強化
クロストレーニングの一番のメリットは心肺機能と筋力の強化です。
私も走れずに焦りましたが、膝に負担をかけずにランニング以上に心肺機能を向上させることができたと感じました。正直「水泳」と「クロスバイク」はめちゃくちゃ疲れます。ランニングでサブ4ペースで走る以上に疲れるのです。
これは心肺機能強化につながっていると確認ができました。
トレーニング方法によってはさらに高強度のトレーニングをすることができると思います。
効果④筋力強化
ランニングはずっと同じ動きを基本的にします。走るだけでは中々鍛えることが難しい筋肉もクロストレーニングで鍛えることができ、体幹が強くなります。
体幹が強くなるとランニングでの良い走りにもつながります。
以上、4つの理由からクローストレーニングがおすすめとなります。
④エアロバイク(自転車)トレーニング
私はamzonでエアロバイクを購入。ちょうど奥さんがダイエットしたいという話があり、うまいこと買うことができました(笑)
ランニングで膝痛になり、下りの階段さえも厳しい状況でしたが、不思議とエアロバイクはこげました!
ランニングをしない日は、「ウォーキング」と「エアロバイク」でカバーすることにしました。
エアロバイクが素晴らしい点は〇つあります。
エアロバイク利点①:仕事で遅くなっても何時からでもできる
仕事で帰りが遅くなり、21時頃に帰ってもごはんを食べて、お風呂入った後でもできます。
私は22時からの報道ステーション、23時からワールドビジネスサテライトを見ながらエアロバイクをこいでいました。
エアロバイク利点②:ランニング以上の強度で手軽にトレーニング
エアロバイクの最大の利点は強度を弱めたり、最強の強度でのトレーニングもできたりというところです。
最強のトレーニング「タバタ式トレーニング」はわずか4分ほどで強度の強い「地獄のトレーニング」をすることができました。
本当に時間がない時は、この「タバタ式トレーニング」だけをやる日もありました。
エアロバイク利点③:筋力、心肺機能強烈にUP
タバタ式トレーニングなど高強度のトレーニングは本当に疲れます。
ランニングで全力疾走した時のゼーゼーとした疲れもエアロバイクは膝に負担ゼロでできてしまうのです。
本当に私はこのエアロバイクに助けられました。
⑤まとめ
クロストレーニングのやり方、メリットなどすばらしさをお伝えました。
ランニングは走り始めると楽しいし、気持ちいいですが、単調なスポーツと言えます。
自分との闘いということも言えるのではないでしょうか。
それを5カ月間もずっと続けることは苦痛の人もいるのではないでしょうか?
でもクロストレーニングで様々なスポーツを取り入れながら、楽しくトレーニングができることはメリットだと思います。
そのクロストレーニングが「寄り道」ではなく、「目標への近道」になるのであれば、そんなにうれしいことはありません。
私の場合は、「初マラソンでサブ4達成!」という目標。
その目標に対して、「結果的には近道で目標に近づくことができた」のではと今では感じています。
是非、皆様もクロストレーニングを積極的に取り入れてみれはいかがでしょうか。
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