こんな人と役員をすることになった場合
どんなに気を付けても、たまたま役員をすることになったママがモンスターだったということもあります。それは仕方がないことで運が悪かったと言うしかないでしょう。
もし、こんな人と役員をやることになった場合、深く付き合わないようにすることが大切です。難しいのですが、嫌なことを言われても、気にしないように努めるのです。ムカついても、その場で対応せず、何食わぬ顔をしてさらりといることがコツです。
1年間嫌な思いをしないためには、この役員で集まることを極力少なくすることが必要です。
合えば合うほど嫌なことが多くなるので、なるべく集まらなくていいようにしたいものです。そのためには役員の中で最初に分担を決めるのがよいでしょう。
①役員分担を最初に決める
4月の懇談会の後に最初に役員で集まる時間が必ずあります。その時に役員個人の年間の役割分担を決めてしまいましょう。年間の予定が決まっているクラス役員などは学期ごとの代表を一人決めるようにすると楽です。その学期ごとの代表1人が権限を持つようにします。お楽しみ会などの大枠の内容は役員全員で決めるとしても、司会は代表が務め、他の細かい役割を他の役員に指示していきます。
ここで大切なのは役員同士で「学期代表の仕事にケチをつけない」ということです。モンスターママにありがちな人の仕事に口を出したり悪口を言う人がいますので、これはルール違反だと、他のメンバーでたしなめることができたらいいですね。ケチをつけさせないためにも、最初の集まりでその旨、お互いに確認してルール作りするのが賢明です。
②細かい内容はラインで
学期ごとの代表が決まれば、その人が主幹で動くことが可能です。お楽しみ会や夏祭りの内容の相談などもラインで決められます。
私の場合、全員が働くママだったので、ほとんどラインで仕事を進めました。実際に会って話したのは幼稚園の授業参観の後などにし、改めて役員で集まったことはありません。通勤途中に携帯のメモにお楽しみ会の台本を書いてみんなに確認してもらっていました。
ラインでは相手に指示する内容ではなく、自分の仕事を他の人に確認してもらうためのツールで使うのがいいと思います。
③クレーム対応の時は役員で団結する
役員をやっていると必ず、一般のママから何かしら文句が出ます。役員には手を挙げず、何もしないくせに文句ばかり言うという嫌なママが必ずいるからです。
そんな時こそ、役員で集まり、どう対応するか話し合いましょう。同じ役員の仕事をしているのならば、モンスターママであっても味方にして団結することが役員をスムーズに行うために大切です。
⓸月1の役員会には毎回出席しない
自分たちで集まる役員の集まりの他に、私の通った幼稚園では月1で全体の役員会がありました。学年を超えて月に1度集まり、幼稚園の行事について話し合うというものです。
本来、4人全員が月1で出席しなければならないのですが、私が役員をやった時は全員が仕事を持っていたのでほとんど欠席していました。順番を決めて毎月だれか1人が出るように順番でスケジュールを組んでいたのです。
これは考え方なのですが、無理にいろいろやらないでいいのです。他のクラスが毎月全員出ようと、うちのクラスは1人だけ出て、あとは欠席のメンバーに連絡するというやり方をとりました。
まとめ
①役員に手を挙げる時は周りのメンバーを見てから。
仕事のやり方が合う、自分と状況が似ているメンバーを選ぶ。
②できる限り謝恩委員はやらない。
③モンスターママと役員になった場合も仕事の分担をしてトラブルを回避しよう!
結論:全員に好かれようとしない!
幼稚園の役員というのは、全員に好かれることは絶対に不可能です。
なので、役員をやる場合は、同じ役員のメンバーと上手くいくことだけを考えましょう。クラスのママが役員の仕事に文句を言おうと、他の学年のママが役員会に出ないことで文句を言おうと、ほとんど関係ありません。
クラス役員であれば、1年間クラス運営をしっかりやること、謝恩委員であれば最後の謝恩会を取り仕切ること、それだけに集中すればよいのです。
その同じ役員の仲間と仲たがいすることが一番のストレスなのですから、そうならないように気を付けることは気を付け、気にしないところはどんどん切り捨てていけばよいのです。