幼稚園の4月懇談会の心構え 役員トラブルの原因と対処法

幼稚園の役員に共通する一緒に仕事をしてはいけない人の特徴

基本的に幼稚園の役員というのは、仕事量は役員のやる気によって決まります。普通の会社と違い、ノルマやリスクなどがないのもそうですが、決まったルールブックもなければ、前年度の引継ぎもありません。

だからこそ「去年と違う」などと文句を言うママもいるのですが、同じ役員同士で意見が一致すれば、仕事もやりやすく、逆に楽しく役員ができることもあるのです。役員以外の人が文句を言う場合は「そんなに言うなら役員を変わりましょうか?」と嫌味を言って気にしなければいいのです。問題は一般のママではなく、一緒に役員をするママが誰かということです。

そのためには、一緒に役員をやる人が役員のやり方について、自分と考え方が同じであることが必要です。すごくやる気のある人とやる気のない人が一緒に役員をすることが一番トラブルのもとになるのです。

ここからは具体的に幼稚園の役員に共通する一緒に仕事をしてはいけない人の特徴をお伝えします。

幼稚園命、子ども命のママ

これは一言で言う、幼稚園に命を懸けているママのことです。幼稚園の行事や運営などについても直談判したり、自分の主張を通そうとしたりします。

このタイプは基本は過保護なママが多いです。子どもは甘やかされて育っているため、親のいないところで問題児と言われていることが多いです。当人は自分の子どもが一番いい子だと思って疑いません。働いていない場合が多く、有り余った時間を幼稚園への不満へと変えています。

このママと役員をすると、本当に大変です。自分の仕事以上のことをなぜかやろうとしたり、論点がずれていき、結果何もできずに時間だけが過ぎていきます。その上、何度も役員の集まりを強要したり、しまいには幼稚園を巻き込んで仕組みを変えたいなど言い出し、面倒です。基本は自分勝手で過保護な考えのため、自分の子供を一番有利にするための仕事しかしません。

こんなママを見極めるには、まず子どもを見てみます。親が過保護かどうかわかります。入園式に制服を着ていない(子供が嫌だというからドレスにしたなど良くあります)。派手なヘアバンドや髪留めをしている。常に親が子供の写真を撮っているなど。

また、働いておらず、過去にも会社勤めしていない場合が多いです。個人事業かNPO、ボランティア活動に熱心な場合が多いです。見た目はファッションも昔風で、おばさんの場合が多いでしょう。

幼稚園に毎朝遅刻してくるママ

時間にルーズなのは、責任感がない証拠です。一緒に役員をやると、自分がほとんどを仕事をしないといけなくなります。

若いママに多く、子どもが不良のような髪形をしていることが多いです。あいさつをしない、目を見て話ができない、似たようなママにしか話しかけないなど、特徴的です。元ヤンを匂わせる格好をしています。

噂話が好きで影で動くママ

噂話が好きな人は大抵弱い人が多く、本人を目の前にすると何も言えなくなる人が多いです。沢山の情報がないと、自分が不安になるから噂をするのであって、行動力がない人が多いです。仕事中も間違った情報で錯綜してくるので、仕事が進みません。

このママの特徴は、人の子供の情報を聞いてもいないのに話してくるからわかりやすいです。「〇〇君は普通にみえて実は障碍者だ」とか、「〇〇君はすぐに手をだすし、〇〇ちゃんはこんな風にいじめられた」など、嫌なことを言います。

こんなママに限って、自分の子が言われているのを知るとすぐ泣きます。園庭で彼女が何度か泣いていたのをみました。基本いい人なのですが、情報に振り回されすぎのママです。こんなママには深入りせず、噂話も話半分で聞いている方がいいです。

毎回ラインやSNSが長文なママ

相手のことを考えず、自分の都合よく仕事を押し付けてくる傾向にあります。夜中にラインを送ってきて、送った自分に満足する人で、それで仕事が終わったと勘違いします。

大勢のラインに自分の意見を長文で入れてくるのは、他の人に対してマウンティングしたいという思いも感じられます。ほかの人の意見を聞く耳が全くないため、役員を一緒にやると本当に面倒です。思い通りにするために、意見が通らない時は何度も集まろうとするでしょう。

こんな人はSNSのアップ回数も多いです。自分の子の写真を毎日とってSNSに載せる、いいねをもらうために、キラキラな生活を演じるなどよくあります。SNSでしか自分を主張できない、友達が少ない人によくあるパターンです。

約束を守らない、連絡がつかないママ

会社であれば本当に失格なのですが、幼稚園の役員にはたまにこんなママがいます。

役員になっておいて、連絡が取れなかったり、集まりの時間に毎度遅れる人です。見た目ではわからないため、一緒に役員をやって初めてわかるということもあるかもしれません。

とにかく、こんな人と一緒になったら、最初は優しく注意して、それでも治らないなら、彼女は無視して仕事を進めてしまいましょう。基本的に無責任な人なので、意見もあまりない場合が多く、気にしているこっちが疲れてしまいます。

次のページでは万が一こんな人と役員をすることになった場合の対処法をお伝えします。

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