幼稚園の4月懇談会の心構え 役員トラブルの原因と対処法

卒園時の謝恩会委員決め

年長さんになると、卒園式の後に先生方にお礼をする会、謝恩会があります。その謝恩会を運営するための謝恩委員というものあります。

年長になった新しいクラスの4月懇談会時に決めますが、クラス役員とは別仕事です。

1年間かけて謝恩会を計画し取り仕切る役員です。

私の幼稚園では謝恩委員は各クラス4名で、クラス委員と合わせると2/3が役員になる計算で、この時点でなにも役員やっていない人はほとんどいないため、やってない人は自動的に謝恩委員になることが多いです。

謝恩委員は本当に大変です。ここでママ同士でもめた人を何人見たかいうくらいです。大喧嘩をして、幼稚園に一切来なくなったママもいました。

踊りや劇、クイズなどを一から作り上げ、当日まで仕上げていくのですから、意見の対立や考え方、仕事の仕方で揉めるのは当たり前と言えます。

さらに、幼稚園のママは働いたことがないやパソコンを使えないなど、いろいろな人が集まるので、合理的に仕事するのは難しく、たくさんの人意見を聞いてたら、きりがないのです。

クラス委員とは違い、クラスを超えて集まるので本当に問題が起こりやすいです。

ここで、派閥でき、小学校まで争いを持ち込む人も多いので、できるなら謝恩委員はやらない方が得策です。

私自身は一人目の時は劇の衣装を作成する係になり、二人目の時に最後の幼稚園という事で、謝恩会の司会を担当しました。いろいろとうるさく言われて嫌な思いをしましたが、毎回集まりに出席しなければいけないわけではなかったので、トラブルからは運良く切り抜けられました。

とにかく謝恩委員はトラブルの元になります。委員の集まりで本気で泣いている人を何人も見ましたし、話もたくさん聞きました。当日の達成感は素晴らしいものですが、1年間、辛い思いをしたからこそなのだと、見ている方も泣けてくるくらいでした。

その他の役員決め

幼稚園にはクラス委員や謝恩委員だけでなく、様々な委員があります。役員の他に運動会のリレーの選手(パパとママ)などもありますが、ここでは役員にしぼって紹介します。

学年を取り仕切るPTAのような役員

これは幼稚園学年を超えて運営するいうもの私の通っ幼稚園にはありました。これは他の幼稚園にはあるかわかりませんが、子どもが年中のときに推薦で排出され、子どもが年長の1年間仕事をします

週一頻度で幼稚園に行かなければならず、かなり時間拘束があります。仕事を持つママには不可能と言えます。

推薦されてしまったら、それはしょうがないので、とにかく幼稚園では目立たないようにする事です。

仕事は役員の中で一番大変ですが、意外にも人間関係では、うまくいく人が多いです。週一会うから、仲たがいするわけにいかないのかしれません。

学期ごとのランチ会・飲み会の役員

これは好きな人がやればいいと思います。スポット的な仕事のため、そこまで気にすることはありません。気の合う人がクラスに居たら、一緒に幹事をやればいいのです。ほとんどが自由参加のため、ランチ会や飲み会に来ない人は来ないというだけです。

クリスマス会やハロウィン会などのイベント役員

これも、仲良しで集まってやるのが一番やりやすいです。仕事とはいえ、クラスのスポット的な集まりなので、少人数でやる気のある人が手をあげれば上手く行きます。

問題はクラスに問題児がいたり、モンスターママがいる場合です。一応クラスで行う行事のひとつなので、いろいろな人の意見を聞かなければならず、変なママがいるクラスは厄介です。とはいえ、スポット的なものなので、年間を通してという事ではないため、その時だけ切り抜ければ問題はありません。

次のページでは、実際に幼稚園で一緒に役員をやってはいけない人の特徴をお伝えします。

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