小学校 先生との相性は思い込み?個人面談と授業参観で見るべきポイント

先生との相性について

息子は担任の26歳独身の男性の先生とも付き合いを自分なりに見つけたようで、慣れるととても楽しそうにしていました。

この先生はとても体育会系で運動が大好きでした。学活や道徳の時間を体育にしてしまうくらいで、雨の日も屋根付きの場所で体育をしてしまいます。それで女の子のママからクレームがくるくらいでした。わが子は運動が好きな男子なので、先生とはそういう意味で相性がよかったのです。

この先生ですが、あまり知らなかったのですが、親の評判はあまりよくなかったです。それを知ったのも2年生になってからですが、いろんな話を聞くと納得なのです。

まず、九州男児、体育会系ということで女子に特に不人気でした。教室では苗字ではなく全員を名前で呼びつけ、運動ばかりするので中学受験をする親からとくに不満が多く、高学年を受け持った時は親からクレームが多く出たそうです。うちのエリアは7割の子が中学受験をするので、学校の宿題は4年生から減っていきます。この先生はそれを理解せず、宿題を多く出していたそう。また、字を綺麗に書くことに異様にこだわり、何度もやり直しをさせるため、それにストレスを覚える子が多かったようです。ちなみにうちの息子は2年間もこの担任だったせいで、字がめちゃくちゃきれいになりました。

また、勉強ばかり出来て運動しない男子にもきつく当たっていました。男子は健康で強い男が一番だと、運動しない子の親に問題があるということを言っていました。また、エリア的に親が過保護すぎるとも、私には話してくれました。まあ、合わない子は最悪の先生かもしれません。

この先生は一言でいうと、熱血の若い先生です。だから幼さが人間臭さになっていて私は面白かったです。先生のワンマン話や偏った意見を聞いて、確かに問題があるとは思いましたが、そんな不完全なところが先生としては魅力的だとも思います。一片通りの教科書通りの先生より、よほど子供にとっても人生勉強になるのではないかと思うのです。

先生との相性とは何か

では、うちの子はこの先生と相性がよかったのか?

そんなことはないと思います。

おそらく、息子が先生に慣れたというただそれだけなのだと思うのです。

子供は誰もが素直で、人は善人だと信じて疑いません。先生も基本的に自分の味方だと、小学生のうちは思います。だからどんな子供でも先生が好きなのです。それを相性が悪いと判断しているのは親の私達です。子供はどんな先生でも相性がよいのです。

それではどうやって私と息子が2年間、先生と良い関係でいられたのでしょうか?

それは、私が先生をよく知って、先生を信じて逃げなかったからです。おそらく、毎日電話がある時点で不満を先生に言っていたら、息子と先生は相性が悪くなっていたかもしれません。先生を知り、信じることで私も息子も先生との上手い付き合い方を見つけただけなのです。

では、ここからはわが子が先生と相性をよくするために、親の私たちが先生とどう付き合ったらよいのか伝えします。

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