幼稚園のバス停  ママ友トラブルはここからはじまる

バスが来た後も

毎朝、幼稚園バスに子どもを乗せたあと、ママたちが何をしていると思いますか?

大抵はそのままおしゃべりし、専業主婦であれば午前中ずっと話していることもあります。

当たり前ですが、バス停が近いというのは家が近いですから、下手な嘘をつくのは危険で、自分の生活スタイルがママ友にはバレているから厄介なのです。これはおしゃべりが嫌で帰りたい場合、とても憂鬱になる原因です。

我が家は大型マンションのため、バス通園のママたちのたむろしてのおしゃべりはすごいものでした。バスが子供を乗せて出発した後も、ロビーのソファーで永遠におしゃべりしています。

バス通園ママはグループ化する

徒歩通園と違い、バス通園はママたちが話す時間が自然と長くなるので、同じバス停のママとグループ化します。

これは以前の記事で書きましたが、ママ友というのはグループ化してはいけないのです。

グループ化する理由がただ単に同じバス停というだけなので、気が合うとは限りません。危険なモンスターママやおしゃべりな過干渉ママがいる可能性があります。

そのうち、毎日顔を合わせると話題もだんだんなくなってきます。だから人のうわさをしやすくなります。「○○さんは子供が乱暴だ」「○○さんの子供は礼儀がなっていない」「○○先生はえこひいきする」など、どうでもいい個人的な意見を情報として流し、しまいには同じバス停のママ友についても噂をして悪口を言うようになるのです。

私が最初にママ友でトラブルになった原因は以前の記事で書きましたが、私だけが徒歩通園で、仲良しのママ友は別の園でバス通園でした。バスの送りの後にこのママたちがマンションのロビーで私がいないことをいいことに私の悪口を話していたのです。

「みんな共通に知っているけどこの場にいないママ友」というのは悪口の種になりやすいです。こんなに楽しいおしゃべりはないからです。また、悪口を言うことで女性というのは連帯感をもち、秘密を共有している仲間と勘違いする生き物です。いつか自分が悪口を言われるとは露にも思わず、大勢集まると強くなった気分で相手の悪口を言います。

この問題はあとあととても問題で、最初はママ友のおしゃべりのグループになんとなく参加していたけれど、自分の都合で途中から抜けたいな」と思った場合にはとても厄介です。

途中から抜けるのは至難の業で、いなくなった時点で悪口を言われると思った方がいいと思います。実際そんな風になった人をたくさん見てきました。

バス停でママ友トラブルになると、地獄の毎日に

私は別の幼稚園に通っていたため、ロビーで他のママたちが自分の悪口を言っていても、そこまで問題ではありませんでした。とても嫌な思いをしましたが、同じ幼稚園ではないので、同じバス停で毎日顔を合わせるわけではなく、自分が気にしなければグループの横を通り過ぎればいいだけです。

ただし、バス停が同じ場合は違います。

幼稚園が同じ、住む場所が同じ、万が一トラブルになった場合、逃れることが出来ず、地獄の毎日を送ることになります。

バス停でトラブルになったケースをいくつかあげます。

うちの場合、大型マンション特有のトラブルです。マンションの南口と北口の一時停車場に毎朝幼稚園バスが止まります。バス停でトラブルになったママ同士の片方が、耐えられずにバス停を変えるために別の幼稚園に転園したという人が何組かいました。うちのエリアは幼稚園の入園金が20万円くらいかかり、それが全く戻ってきませんので、金銭的にもかなりかかってしまいます。それでも転園したいくらいのトラブルだったのです。

また、他のマンションではバス停が同じにもかかわらず、同じ場所で二つに分かれてしまい、挨拶もしないし、言葉も交わさないという状態もありました。この場合は毎日二つに分かれれば問題ないのですが、同じグループが幼稚園の休みの場合はバス停でひとりになってしまうこともあり得るのでとても肩身が狭い思いをすることになります。また、どちらかのグループに入るのが面倒で、このことを理由にバスを使わないという選択をするママも出てきました。

他の例では幼稚園の途中でママ友トラブルからバス停に行くこと自体がストレスになってしまい、バスをやめて毎朝長時間の自転車通園に変えたママもいました。

こんなに揉めても、同じバス停のママは結局小学校は同じですからおもしろいのですが、幼稚園の時期は本当にバス停のママ友で苦しむ人たちがたくさんいるのです。

次のページでは、このトラブルを避けるためにどうしたらよいのかお伝えします。

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