パパの協力が絶対に必要
ママが子供に野球をやらせたくても、パパが協力してくれないなら、絶対に入らない方がいいです。後々苦労します。
野球部は基本パパがメインです。うちの小学校は野球部の監督やコーチは部員のパパで成り立っています。他の小学校ではOBコーチがメインのところもあるので、確認してください。
小学校野球部の監督やコーチをパパで運営している場合注意が必要です。入部する前は「パパは絶対ではない、都合のいい日だけ参加でも構わない」と言われますが、入部すると必ず借り出されます。土日出社のパパもいますが、それ以外はすべての日に出席することが基本です。
うちの旦那さんは毎週出席していますし、低学年の監督も引き受けています。
パパにやる気がない場合、自分が本当に野球部に尽くす覚悟で行かないと、野球部での肩身も狭くなりますし、自分もやる気のないパパに文句を言うようになりますから、入部しない方がいいでしょう。
逆にパパがやる気の場合はママが当番さえ納得できれば、入部してもいいと思います。
野球部においてのパパの仕事ママの仕事
まだ、入部して少しの期間しか経っていないため、まだまだ一部しか見えていませんが、小学校の野球部において、具体的なパパの仕事とママの仕事をお伝えします。
これは監督やコーチをOBがしている小学校とは異なります。パパがベンチに入ったり、メインで運営している場合です。
また、私自身は女姉妹で育ち、野球のルールは何もわかりません。野球をやったこともなければ、野球をテレビなどで見ることもなかったので、知識は今でも本当にありません。
少年野球の基本はボランティアです。お金を払う習い事とは違い「親が善意で子供たちのために協力し、チームとして成り立つために親が支える」それが少年野球の基本の考え方です。
そこを理解するまでに私は時間がかかりました。頭ではわかっていても、そういうことをきちんと胸の奥に落とすには時間がかかりました。
その基本の考え方がある上でのパパの仕事とママの仕事を、まずは具体的に書いてみます。
パパの仕事
◇子供の野球練習をサポート
子供の毎週の練習を予定を決めて練習させます。バットでボールだしをしたり、実際の試合を見立てた練習をしたりして教えてあげます。また、低学年と高学年では教え方が違うようです。野球のルールもここで教えます。
また、土日が仕事のパパは平日が休みです。このパパが主となる平日練習というのがあります。平日休みのパパは土日に来れない代わりに平日練習の主となり子供たちの練習を行います。
◇試合の時の子供たちのケア
監督、コーチはベンチに入り試合のフォローを行います。監督コーチだけではなく、マネージャーというベンチ入りの仕事や子供たちの写真を専門で撮るパパなどもいます。
◇道具車、子供達を乗せるなどの車だし
野球の道具を乗せる車出しや遠征で子供を乗せる車など台数調整を行う必要があります。実際に車出しを行います。
◇スケジュール調整と連絡
監督であれば、毎週の試合依頼を受けたり、依頼をしたりして、毎週の試合の予定決めを行います。相手チームとの直接連絡や飲み会の計画などもあります。また、毎週のパパ達の参加人数の管理や部員人数によって練習や試合の有無などを決めていきます。人数によって参加できるものや学年の指定がある試合もあり、すべての調整を行ったうえでスケジュールを組まないといけません。
また、スケジュールはママたちの当番に関わりますので、ママと連動をします。毎週スケジュール調整をしなくてはなりません。
当日、体調不良などで試合のメンバーが変わった場合などはその都度対応します。
◇試合をする場所の整備
試合の前と後で校庭やその場所の整備を行います。見学者用の椅子を出したりボール用のネットを張ったり、地ならしをしたりします。
◇野球部の方針を決め、サイン決め
毎年1月の保護者会で監督が1年間の野球部の方針を決めます。うちの今年の監督は有名企業の方で完璧な資料でプレゼンを行っていました。また、試合時のサインなどを決めます。
◇野球ノートに返事を書く
野球ノートとは子供たちが試合や練習の後などにその日の反省などを書くもので、監督がこれに返事を書きます。
◇審判
地域の中で自分のチームではなく、他のチームの試合の審判をしなくてはなりません。朝5時に起きて他のチームの試合の審判に向かいます。
◇講習会などの勉強会に参加
救命救急の講習会や子どもの身体づくりの講習会、審判講習会などに参加しなくてはなりません。
◇試合の抽選会
大きな試合に出るための抽選会に参加します。土日の夕方が多いです。
次のページではママの仕事を具体的に書いてみます。